秋と台風と喘息

お天気が崩れると体調が崩れると感じる人もいると思います。

台風の接近で今週は呼吸症状が重い子が目立ちました。

 

喘息さんは、気温・気圧の変化、花粉・ハウスダスト・ダニ・ペット・煙(たばこ・線香・花火)・風邪などで症状が出やすくなったり悪くなったりします。

 

夏に増えたダニの死骸やフンが粉になって舞いやすく(秋晴れの日にふとんを干して叩いた日に発作が出たりします…)、台風接近で気圧気温が下がることが多い秋は、喘息シーズンと言われています。

 

喘息の診断を受けていない場合でも

「季節の変わり目は咳が出やすい」

「ふとんが変わると咳が出やすい」

「風邪をひくといつもテープを出される」

「朝晩だけ咳をする」

そんなエピソードがある場合は、少なくとも気道が過敏だと心得ましょう。

 

 

口数が少ない、表情が乏しい、眠れない、飲食が少ないなども子どもの「苦しい」サインです。

そして、喘息=咳が多い、とは限りません。

肩で息をしている、胸とお腹が交互に波打つような息をしている、息をするたびに喉や肋骨の下がペコペコ凹む、息を吐く時に「ヒュー」「ゼー」「ギュー」など音がする、うなるように息を吐く…

 

こんな時は早急に受診をしましょう。