静岡県内~風疹増えています

  首都圏で7月に風疹の流行が始まり、9/3に県内で2名(浜松50代男性・沼津40代男性)が風疹と診断され、9/11には7名に急増、昨年や一昨年の「年間」の患者数に並びました。

 


流行があるたびに、クリニックで繰り返しお伝えをするのは、妊娠中とくに妊娠初期に風疹に罹ると、生まれてくるBabyに目・耳・心臓の重篤な障がいが起こりえるからです。

生まれてくるBabyを風疹から守るためには、妊娠前に風疹に対する抗体を持っていること、抗体を持っていない妊婦さんにうつさないために周囲の人が抗体を持っていることでしか防ぐことができません。

 

(=゚ω゚)ノ子どもは

  • 1歳になったら麻疹風疹混合ワクチンMRを早めに受けましょう
  • 年長さんの年に2回目の接種を受けましょう

(=゚ω゚)ノおとなは

  • 風疹にかかったことがない
  • 風疹の予防接種を受けたことがないまたは分からない
  • 風疹の抗体検査で確認をしていない

 …ようでしたら、麻疹風疹混合ワクチンまたは風疹ワクチンの接種をお勧めします。

パパだったりおじいちゃまだったりする30~50代男性は、予防接種制度の事情により抗体を持っていない方が多い年代です。

 

(=゚ω゚)ノ特に女性は

  • 妊娠を望む女性…接種後2カ月は妊娠を避けて下さい
  • プレママさん…妊娠中に予防接種をうつことはできません。
  • 出産歴のある人は母子手帳を確認しましょう。初期の検査結果を記入もしくは伝票でもらっているはずです(※16以下の場合は接種が必要)。

妊娠を望む方やその同居ご家族の方は、風疹抗体検査を無料で受けることができます→ https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-420a/yobousessyu/rubella.html